J2もいよいよ佳境に入り、昇格争いは混沌としてきました。
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第47節終了時点の順位
      勝点  得失差
1位 神戸  84   +28
2位 横浜  83   +26
3位 柏   79   +21
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柏は主力選手の怪我と出場停止に苦しみ、自動昇格圏外の3位まで順位を落としていました。
今日は首位神戸との直接対決。
勝てば勝ち点差は「2」、負ければ「8」。
この試合が昇格争いのターニングポイントとなるのは明白です。
絶対に勝たなければならない試合。本当は現地に行きたかったんですが都合がつかずスカパー観戦になりました。

キックオフの笛が鳴り響いた直後の前半0分。
DFから前線へのボールを山下がヒールでトラップして落とし、受けた鈴木達也がシュート。
神戸GK荻が懸命に弾くも自分で詰めて再びボレーで先制!

しかし神戸もこの1点で慌て出すようなチームではなく、ボールを落ち着けながら反撃のチャンスを耽々と狙っていました。
後半44分、セットプレーから北本がフリーで飛び込みレイソル失点。
前半は1-1で折り返しました。

このまま終われれば神戸側としては最低限の結果を得られるわけで、後半は膠着した試合展開になるだろうと予想してました。この時点では。

後半立ち上がりの5分。山下のポストプレイからディエゴが粘り、後ろから駆け上がった鈴木達がグラウンダーのミドルを叩き込み2-1!
さらにその6分後、鈴木達のスルーパスに反応したディエゴがGKとの一対一をしっかり決めて3-1!
これで「勝った」と確信しましたが、そこからの神戸の粘りは驚異的でした。

ディエゴのゴールから2分後の後半13分。
またセットプレーから柳川に決められて失点。3-2。
そして後半30分。
レイソルのコーナーキックから逆にカウンターを食らい、神戸FW近藤と柏DF小林祐のマッチアップ。近藤が猛追する小林祐を振り切り、角度の無いところからグラウンダーのシュート!
これが決まり同点に追いつかれてしまいました。
2点差を追いつく展開に神戸サポーターは沸きます。
しかし柏の選手もサポーターも、これで意気消沈することはありませんでした。

柏は失点後に切り札フランサを投入。
そのわずか2分後でした。
スローインでボールを受けたディエゴが前線のフランサにパス。
ボールをキープするフランサはDFを背負いながら背後のスペースにちょこんと浮き球のパスを出します。
そこに走り込んできたのはディエゴ!
これで4-3。3点取って追いつかれるなら4点取ればいいんだ!
残りのロスタイムを必死で逃げ切り、レイソル久々のアウェー勝利。

J2の試合とは思えない熱く、激しく、楽しい試合でした。
勝ったレイソルも強かったし、神戸の底力も凄かった。
間違いなく今シーズンのJ2ベストゲームに挙げてよい激戦だったと思います。

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第48節終了時点の順位
      勝点  得失差
1位 神戸  84   +27
2位 横浜  83   +25
3位 柏   82   +22
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横浜が敗れたため、勝ち点差はわずか2の中に3チームがひしめく展開に。
そして次節は1位と2位の直接対決です。
つまり、レイソルは勝てば神戸VS横浜の結果に関わらず自動昇格の2位に浮上できます。

残り試合全部勝って何としても昇格してくれ!
今のチームなら絶対できる!

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